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あなたはどっち派?

FLAKWORKSの取締役/デザイナーの河合 a.k.a.べじです。
知ってる人、こんにちは。
知らない人、はじめまして!

フラックワークスは、僕を含めてみんな結構なゲーマー。

ゲームをよくやられる方なら、わかると思うのですが、
複数のハードでプレイしていると、

「ボタンの位置が逆で、間違って爆弾なげちゃう!」
「ちょ!決定押したつもりがメニュー画面に戻っちゃったYO!」

こーいうコトよくないですか?
この現象、ゲーマー、デザイナー両方の視点からちょっと考えてみたいと思います。

僕も事務所では”モンハン(PSP)”家では”Halo:Reach(XBOX360)”みたいな生活が続いた日なんかは、
よくこーいうコトが起きていました。
ウイイレもFIFA11も両方やる!みたいな人も、こういうコトが多いかもしれません。

上野の国立科学博物館で開催していた『テレビゲームとデジタル科学展(2004年!)』の図録を観てみると、
家庭用で、方向スイッチを左に配し、ボタンを右手で操作するいわゆるコントローラは、
1983年の任天堂ファミリーコンピューターが初だそうです。

【B】【A】
このボタン配置をここでは”和式配置”と呼ぶことにします。

ABCDEF…
123456…

と、横書きの『左から右』のスタイルを無視した右閉じ縦書き配置!
改めて見ると、AボタンとBボタン、アルファベットの並びが逆なんだ!ってことに気づきます。
十字キーのデザインは横井軍平さんの発明ですがこの配置も横井さんなのかな?

以降の任天堂ハード(最新のwii Uを含む)のすべてと、
NECのPCエンジンなどがこのスタイルです。

※ちなみにプレイステーション系もPSPを含めてこのスタイルですが、
ソフトウェア的には海外では×が決定ボタン、国内では◯が決定ボタンと真逆!
×ボタン→チェックを入れる=OK
○ボタン→チェックなしの空白=キャンセル
という認識なんだと思います。
海外と日本の○と×に対する認識の違いを見事にデザインに組み込んでいると思います。
が、またそれは別の機会に!


一方、XBOX360などで採用されている
【A】 【B】のスタイル。

ここでは”洋式配置”と呼ぶことにします。

1985年発売のセガ マークIII付属のPADの右側の2つボタンにはいっさい記載がありません。
が、マークIIIにFMサウンドユニットや連射機能(ラピッドファイヤ!)等々を搭載した1987年発売の
マスターシステムのコントローラーに控えめながら【1】【2】の文字が!
”洋式”スタイルの登場です!

採用?それともこれが世界初なのかどうなのかいまいち不明なのですが、
以降メガドライブの【A】【B】【C】ボタンから、サターン、そして最終ハードのドリームキャストまで
この横書きに沿った『左から右』の洋式を貫きます。
XBOX360に至るこの洋式配置。
SEGAのゲームそこはかとなく漂っていたあの洋ゲー感は、こんなところからも来ていたのかもしれません。

“和式”は、
優先度と利用頻度の高い決定ボタンをプレイヤーの指の近くに置くという
利用者の立場に立った非常にすばらしいボタン配置だと思います。
ただ、タッチパネルとの併用する昨今は、
画面上ではダイアログなんかはフツー、
○○○○しますか?
【はい】【いいえ】
だけど実ボタンは、
【キャンセル】【決定】の並び順になる為に混乱を招きそうな機会が増えそうな気もします。

“洋式”は、
ボタンの優先度ではなく横向き配置における世界的ルール(左から右)に
乗っ取ったもので、初見での理解度はかなり高いかもしれません。

インターフェイスデザインの参考にと調べ始めたのですが、
調べていくと奥の深いコントローラのボタン配置でした。

ちなみにゲームから離れますがコレ、

とっさの時に迷うの僕だけですか?

wiiリモコンのダイレクトポインティングや、
DSのタッチペン(左利きの僕はコレが大嫌い!)、Kinect、ムーブ、など様々なデバイスがありますが、
やっぱり僕はコントローラを握りしめてやるゲームが好きです!

参考:
Joypad evolution- Design patterns and innovations in gaming interface design
Evolution of game controllers

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