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占いは信じない

先日ふと思い出したことがありまして。
それは僕がまだ学生、19歳の時のこと、もう14年も前のことです。

そのころ僕は、生まれ持っての感受性を持て余し、
クリエイティブな仕事をしたいと思いつつ、でも仕事という言葉にリアリティが持てなく、
青春の真っ只中で自分探しみたいな言い訳をし、ひたすら遊び呆けていました。

今日みたいに暑い夏の日、文学もマンガも新書も読み物大好きだった僕は、
トモダチの紹介で古本屋だか漫画喫茶だかの面接を受けていました。
別のトモダチが紹介してくれた、深夜のスーパーマーケットのバイトを辞めたタイミングなのと、
マンガでも本でも読み放題っていうユルさに目を奪われ、すぐ応募したように記憶しています。

結果は、不採用。
トモダチに聞いてみたら、店長は高田くん良かったんだけどねーって言ってたよ、と。
じゃあなんで!って鼻息も荒めに聞いてみると、
そのお店では別に難しい作業がある訳でもなく、繊細な接客が必要なわけでもない、
いわば楽な職場であることを店長自らが自覚していて、
店長の面接でオッケーだった人の中から、最終的な決定は占い師に丸投げしていると言います。
基準は、この子はウチに来て良くなるか、悪くなるか?だそう。
なかなかのビックリ人事です。

当時の僕は、その話を鼻で笑って気にも止めてなかったんですが、
思い返すと、偶然か必然か、今の僕に強く繋がってるんです。

その数週間後の晩夏、高校のトモダチと遊んだとき、
インターネットカフェでバイトしていた子から、
MAC使える人募集してるよっていう話を聞いたのでした。

不安と期待でテンションが上り、すぐに連絡したような気がします。
結果は、採用。
高校の時からクリエイティブな仕事に漠然と夢見ていた僕と、
水平線の向こうにあるようにリアリティが持てなかったそれが、
なんとなく地続きになった瞬間でした。
すごく嬉しくて、ワクワクして、たぶん誰からも解るぐらい目を輝かしていたと思います。

それは、何よりインパクト重視のパチンコ屋の新台入替ポスターをデザインする仕事でした。
質の高いデザインなんて必要なかったけど、自分なりにこだわったりして、
しかも、スーパーマーケットの時給よりも高くて、
街のパチンコ屋には、いつも僕の描いたポスターが掲げてありました。
決してカッコイイデザインとかじゃなかったし、
誰に自慢も出来なかったけど、すごく誇らしかったことを覚えています。

もし、古本屋だか漫画喫茶だかのバイトに合格していたら。
果たして、それがただひとつの分かれ道だったとは全く思わないですが、
僕は本質的に占いは信じないですが、会ったこと無い占い師もなかなかやるなぁ、と。

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占い師には見せませんが、ビビっと来たあなたのご応募をお待ちしています。

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