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プロジェクションマッピングのつくりかた(1)

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これまでに実施してきたプロジェクションマッピングについて、主に制作の面からのお話をします。
ブームともいえ、いまやイベントに欠かせないものになりつつあるプロジェクションマッピング。
プロジェクションマッピングの仕事では実際にはどのようなことをしているのでしょう。

建物や立体物などに映像を当てて、目の錯覚や演出技法をこらして見たこともないような映像演出を実現するのがプロジェクションマッピングですが、以外に見落とされているのが「どうやって企画するのか」「どうやって運営するのか」といった情報ではないでしょうか。

プロジェクションマッピングの作業パートについて、映像や音楽などを作るのを「コンテンツ」と、それ以外の機材や照射を担当するのを「システム」という風にここでは分類したいと思います。そしてどちらの作業をするにも大切な下準備があります。それが「現地調査」です。コンテンツが完成したあとにあ「運営」という作業パートもあります。今回はその現地調査についてお話してみます。

デジタルの仕事のなかでもWeb製作やアプリプログラムの仕事と比べて、最も特徴的なのがこの現地調査だと思います。映像の撮影だと「ロケーション」ということになりますが、撮影では「何処で収録するか」を見極めるわけですが、マッピングの現地調査は「どこに写すか」を下調べします。

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プロジェクションマッピングは屋外で行われることも多く、実際にコンテンツを制作することは(殆どの場合)屋内でやることが多いでしょう。いや、私は現地でインスピレーションを受けながらやるんだ、という向きもおられるかもしれませんが、それはお仕事というよりもアート作品という作り方に近いのではないかと思います。

機器を動かすための電源の位置はどこにあるか、観覧場所はどこになるか、そういった一見コンテンツとは関係ないようなことを調べておくことでよりよいイベント運営ができることにつながります。またプロジェクターの試しうちもしたりします。これは明るさや色の見え方、照射範囲などを知る上で重要です。

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お客さんがどの位置から見るかも重要です。お客さんからみて機材が邪魔になるといけません。
こういった地味な下調べからプロジェクションマッピング製作は始まっていきます。また、運営のことを考えると広さや安全面といったことも重要になってきます。

現地調査の目的は、このコンテンツ制作をする段階で直接現地にいなくても、現地での様子や環境をつぶさに想像できるだけの情報を集めておく、ということになります。

最近ではプロジェクションマッピング対応のアプリや、関連書籍なども出てきています。テクニックや演出技法などについてもいろいろと述べられていると思います。このブログでは「プロジェクションマッピングの制作とは」にフォーカスを当てて、企画するには、運営するには、そして多くの観客の人々に見てもらうには、どういった心配りがあるとよいのか、またクリエイターが躍動できる環境にするにはどうすればいいのか、という観点から述べてみたいと思います。

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